全すし連九州ブロック会
熊本県すし組合
平成14年10月28日(月)
午前9時30分
熊本市貢(みつぐ)町581-2
フードパル熊本内熊本食品交流会館 TEL 096-245-5111



剣笹2種 石昌各一枚(松方・海老型) 自由作品2枚の計6枚を水を張った薄い容器に入れる

1) 出場資格  自由
2) 選手が持参する道具  小出刃切り出し一切自由
3) 材料は笹(希望によりハランも用意)
4) 出来上がり全体で評価



鉄火巻、かんぴょう巻、かっぱ巻の他2種類(自由)の計5本に
笹切りを2枚以上入れる(自由作品)
A、材料は マグロ25g、海苔半切り8枚、キュウリ1本、カンピョウ20g、 椎茸中サイズ1ケ、 おぼろ20g、黄身おぼろ35g、ほうれん草1株、 笹3枚、青海苔少々、ガリ少々、 白・黒ごま少々、蒲焼き卵1/4枚
B、45cm×27cmの巻物用まな板にもる
  残った材料は関係なし

1) 出場資格  自由
2) 選手が持参する道具  巻す、小出刃、切り出しも可



A 5人前飯台(内径約36cm)に盛りこむ
握り個数自由、巻もの個数自由、笹切り、細工ずし自由
盛り付け、後片付けまで(材料は切り付けず出す)
B、材料は マグロ150g、白身60g、いか100g、本玉1/3、うす玉1さく、えび3本、 こはだ3ヶ、 穴子1本(3ツ切)、さより2ヶ、とり貝2ヶ、赤貝2ヶ、 いくら2ヶ分、貝その他、 きゅうり1本、かんぴょう、がり、わさび、おぼろ、 黄身おぼろ、ごま(白・黒)、 笹10枚、海苔半切り10枚、ほうれん草、 もろきゅう1本
1) 出場資格  自由
2) 選手が持参する道具  巻す、出刃、柳刃
※材料は全て使わなくてもよい
※材料は仕入れの都合で多少の変更あり。



○競技中のアナウンスについて
競技開始前に、準備要時間あり。競技中下記のアナウンスを流します。

種目 1回目 2回目 3回目
笹切り競技 5分経過 10分経過残り2分
巻ずし競技 5分経過 10分経過 13分経過残り2分
握りすし競技 10分経過 20分経過 28分経過残り2分


調理技術はもとより、衛生的に(服装をはじめ、頭髪、爪、仕事中)
仕事の段取り、態度、時間厳守等が要求されます。


採点配分 衛生観念
仕事始めの準備
仕事ぶり
10点
5点
25点
終了後の後片付け
仕上がりの状態
10点
50点


表彰の内容は下記の通りです。各部上位2名は東京での全国大会の出場権あり。
1位  優勝 トロフィーと賞状を贈呈
2位  金賞 盾またはメダルと賞状を贈呈

※3位〜参加者全員に記念品を贈呈


笹切り 1,000円
巻物 3,000円
握り 4,500円


基 準 審査のポイント
衛生の概念


10点
○白衣、白帽、前掛けの清潔さと着用の仕方
○下着、着用の有無と清潔さ(原色の下着は不可、原則として白)
○スボンの清潔さ(白ならば理想的)
○履物(下駄は不可)、白のスニーカー、 又は白い靴
○頭髪の状態、不精ひげ、手指の清潔爪の状態
○指輪、腕時計ははずす
○清潔な感じか、不潔な感じか
○包丁の柄(黒いのは原点、もとのカスは原点)
○ネーム入りの白衣は不可
○競技中に手を切ったら失格
仕事始めの準備


5点
○海苔缶、手酢、サビ猪口の位置は正しいか
○包丁の置き方はどうか
○布巾の使い方(もみ出す、ふく、ゆすぐ、しぼる)
○まな板をふいたか
○すし飯をよくほぐしたか、わさびをよくほぐしたか
○材料の位置は仕事のしやすい状態か
仕事ぶり


25点
○包丁の持ち方、置き方
○手酢の使い方
○笹を切る時、小出刃と笹切り小まな板を使ったか
○巻スの使い方(裏表、かがり糸の位置)
○海苔の使い方(裏表、切り口)
○笹の使い方(敷笹、合笹の使い方)
○動作の敏捷さと感じ
(にぎりずしの場合は、上に加えて下記のポイントもチェックされる)
○握りの固さ、握りの太さ(同一寸法か)
○飯台にじかに盛り付けているものは減点
○切った笹を手酢につけているものも減点
○調理の姿勢は正しいか
終了後
後片付け


10点
○手クズ、笹クズの処理、足許に散らばっていないか
○飯びつのふた、すし飯はよせてあるかまわりの飯粒は
○ワサビはまとめてあるか、猪口はふせてあるか
○海苔缶のフタ、巻スの置き方
○まな板は、きれいにふいてあるか
○布巾は、よくゆすいで拡げてあるか
○残りの材料はよく整頓してあるか
○残りの材料の処理が完全か
(にぎりずしの場合は、上に加えて、下記のポイントもチェックされる)
○テクズ、エビの皮クズの処理(上手に利用してるか)
○飯台ふきを使用しているか
○次回出場選手に不快な思いをさせぬよう後片付けが完全か
○残りの材料の処理が完全か(タネとタネの付着に注意)
○足元の水こぼしは減点
仕上がりの状態


50点
○指定された数量あるか(にぎりずし競技は個数自由のため除く)
○詰め残しはないか
○全体に見た感じはどうか、引き立つか
○盛り方のセンスはどうか、大きな空きはないか
○芯は中央にあるか、きちんと巻けてるか
○高さは揃っているか、胡瓜の飛び出しはないか
○太巻きの芯の具合はきれいか、さびしいか
○ガリを忘れていないか、置き方は正しいか
○感じのよい化粧笹が使われてるか
○巻物の切り口は、きれいか、揃っているか
○出来上がりの作品の上にじかにガリをのせてあることがあるので
  特に注意
○巻物の具は平均に入っているか
(にぎりずしの場合は、上に加えて、下記のポイントもチェックされる。)
○盛込みに際し、青黄赤白黒の色彩に工夫をこらし
  かつ正確ににぎられているか
○ガリの酢をよく絞りつけてあるか
○玉子、煮物、のり巻等にワサビを入れているものもあり、注意
○エビの背ワタをよく処理して握ってあるか
○魚の切り付け(表裏)、 とくに穴子注意
○笹の付け方、水気をよくふき、曲がらずに正確につけてあるか
○飯台のまわりに指の跡がついていないか
○出来上がりの作品を審査員の方へむけてあるか
合計100点  

布巾は3枚半用意(まな板に1枚、飯台に1枚、シャリおこしに1枚)
競技台の高さ80〜85cm

笹切り…包丁の切れの鋭さ、型、バランス、難易度、実用むきか、自由課題は創意
巻ずし…出来上がりの見映え(創意、着想も考慮、作品の難易度、盛り方、化粧笹、位置)
握りずし…切り付け、タネの裏表、巻もの、にぎりの型、包丁の切り口、
       細工ずしや笹切りがある場合、その出来上がり、総体の出来栄え